「ホームページを作りたいけど、作り方が分からない」
「ホームページを作る手順が知りたい」
こういった悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
ホームページの作成方法は多岐にわたり、ツールやサービスを使用することで初心者でも簡単に作ることが可能です。しかし、低品質のホームページや魅力のないホームページではユーザーが期待するアクションを起こしてくれない可能性を秘めています。同様に、ユーザーにとって便利なサービスや商品があっても、ホームページを訪問してくれないと何も始まりません。
今回は、ホームページの作成方法について紹介します。初心者でも作成しやすい難易度の低いタイプから、高度な技術が必要な上級者向けなど、新しくホームページを作りたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
ホームページ作成方法
ホームページの作成方法は、大まかに分けて4種類あります。
1.ホームページ作成サービスを利用する
2.WordPressを利用する
3.HTMLやCSS、JavaScriptなどの専門技術を使う
4.Web制作会社に依頼する
自分でホームページを作成する方法は、上述の1〜3です。初心者でも作成しやすいものから、上級者向けなどスキルや目的に応じて選択する必要があります。
初心者:ホームページ作成サービスを利用する
中級者:WordPressを利用するHTMLやCSS、JavaScriptなどの専門技術を使う
上級者:HTMLやCSS、JavaScriptなどの専門技術を使う
初心者向け、上級者向けそれぞれにメリットやデメリットがあり、必要な知識や費用も異なります。
ホームページ作成サービスを使用する
ホームページ作成サービスを使用して、自作することが可能です。技術力がない人やコーディングができない人でも、簡単にホームページを作成できます。しかし、カスタマイズ性が低くオリジナリティが出にくいといったデメリットもあるので注意しましょう。
有名なホームページ作成サービスは
・Wix(ウィックス)
・Ameba Ownd (アメーバ オウンド)
・Jindo(ジンドゥー)
・Goope(グーペ)
などがあります。
これらのサービスを使用すると、コーディング不要で用意されているテンプレートをカスタマイズするだけで、自分好みのホームページを作成できます。
費用
ホームページ作成サービスを使用してホームページを作る場合の費用は、約0円〜5,000円程度です。ホームページ作成サービスは無料で利用できるものから有料まで幅広く、比較的安価で簡単に作成できるのが魅力です。
WordPressを使用する
WordPressを使用することで、オリジナリティの高いホームページを作成できます。オープンソースソフトウェアになっており、誰でも無料で自由に使えて編集できるのが特徴です。非常にカスタマイズ性が高く全世界のウェブサイトの約30%がWordPressで作られていると言われています。そのため、いろいろなカスタマイズ記事があり、情報量も多いため作成しやすくなっています。
しかし、サーバーやドメインなどのITインフラを自分で整える必要があるため、ある程度の知識が必要になり、中級者向けの作成方法と言えるでしょう。
費用
WordPressを使用してホームページを作る場合の費用は、サーバーやドメイン代で年間約10,000円〜50,000円程度です。選択するサーバーやドメインによって、必要な費用は異なります。
HTMLやCSS、JavaScriptなどの専門技術を使用する
プログラミング言語を用いてコーディングができる人向けの難易度の高い、ホームページ作成方法です。100%オリジナルのホームページを作成でき、差別化を図りたい人におすすめな方法です。しかし、専門的な知識やスキルが必要になり、勉強して学んでも最低約2ヵ月から3ヵ月ほどの期間が必要です。
費用
HTMLやCSS、JavaScriptなどの専門技術を使用してホームページを作る場合の費用は、WordPress同様サーバーやドメイン代で年間約10,000円〜50,000円程度です。選択するサーバーやドメインによって、必要な費用は異なります。
Web制作会社に依頼する
Web制作会社に依頼して、ホームページを作成することでクオリティの高いホームページを作ることが可能です。見栄えがいいだけでなく、ユーザーが読みやすいように工夫されており利便性の高いホームページを作成したい人におすすめです。特に企業が集客目的などで本格的にWebサイトを運用したい場合には、Web制作会社に依頼することをおすすめします。
費用
Web制作会社に依頼してホームページを作る場合の費用は、約数万円〜数十万円と幅広い価格帯です。外注する場合には、見積もりを出してもらい納得のいくクオリティを担保出来るかなどの確認を行う必要があります。
ホームページ制作の自作と外注の違い
ホームページを作成する目的はさまざまです。
・個人の活動や趣味をまとめたホームページを作成したい
・企業の集客に活用したい
ホームページを自作した場合とWeb制作会社に依頼した場合、それぞれにメリット・デメリットがあります。
特に違いが出るのは、デザイン・集客力(SEO)・サポートの面です。
デザイン
自作でホームページを作成した場合のデザインは、シンプルで素朴な印象のデザインになりがちです。親しみやすさを求めるなら素人が作成したホームページで十分ですが、企業がビジネスとしてホームページを運用する場合にはユーザーの呼び込み率が低くなる可能性があります。ホームページは見た目のデザインが非常に重要です。目的に応じて、相応のデザインを作成できるようなサービスを選択する必要があります。
集客力(SEO)
集客を意識する場合、SEOを意識しないでホームページを作成してしまうと検索上位には表示されず、ユーザーに発見されないと言った事態に陥ってしまう可能性があります。外部SEOはもちろん内部SEOを意識したホームページを作成することで、狙ったキーワードに対して効果を発揮できます。自作で頑張ってホームページを作成しても、検索にヒットしない、集客ができないのでは意味がありません。
目的が集客の場合は、初期投資をしてしっかりしたホームページを最初から作成することをおすすめします。コストをかけるところとかけないところを見極めて、事業をうまく回していけるように判断しましょう。
サポート
ホームページが突然動かなくなった場合、Web制作会社などに依頼していた場合はデーターベースの再起動や復旧などのアフターフォローを受けられる可能性があります。ホームページを自作する場合は、運用後に不測の事態が起こっても誰もサポートをしてくれません。ホームページ公開後の運用も見据えて、作成することが大切です。
ホームページを自作した場合
ホームページを自作する場合に適した使用方法は、成果を気にしない勉強やサークル活動などのまとめサイトや、個人ブログなどです。無料で簡単に作成できるサービスもあり、安価でホームページを作成したい人におすすめです。
自作でホームページを作成する方法は、ホームページ作成サービスやWordPressを使用するパターンと、HTMLやCSS、JavaScriptなどの専門技術を使用してイチから自作するパターンです。ホームページ作成サービスやWordPressを使用することで、ある程度の知識だけで約30分程で簡単にホームページを作成できます。また、知識や技術力がある人はHTMLやCSS、JavaScriptなどの専門技術を駆使して自作することも可能です。
ホームページを自作する場合の準備
自作でホームページを作成する際に、用意するものがドメインとサーバーです。
・ドメイン
ドメインはレンタルサーバーのサブドメインである無料のタイプから、独自ドメインの有料があります。有料ドメインを選択した場合は、年間約1,000円〜4,000円程度の費用が必要です。
・サーバー
サーバーはホームページを作成したデータを保管する場所です。無料で使用できるタイプから有料があります。有料タイプを使用することで、ページの表示速度が早かったり、バックアップ機能などの便利機能が使用できるタイプもあります。無料タイプは、ページ上に広告が表示される可能性があり、読み込みが遅いなど利便性に欠ける場合があります。
・ホームページ制作サービスを選択する
イチから家を作るのは大変なため、ホームページ制作サービスのソフトやテンプレートを使用することで簡単に作成できます。ある程度の知識がある人は、HTMLやCSS、JavaScriptなどを使用してイチから作成することも可能です。
無料で作成できるサービスを利用する場合は、広告が入ってしまったり、独自ドメインが使えないといったデメリットが挙げられます。独自ドメインは、後でホームページを移行しようとした場合に、作成したホームページを引き継げなくなる可能性があります。
ホームページは、作成した後に運用で成果を出していくことが重要です。ホームページを作成するだけでは、集客できず成果も出ないということを自作の時にあらかじめ知っておきましょう。
そのため、無料で気軽に作成できるからといって安易に作成するのではなく、運用する目的に合った作成方法を選択する必要があります。
Web制作会社に依頼する場合
ホームページをWeb制作会社に依頼する場合に適した使用方法は、ホームページの出来が集客を左右するビジネス用に適しています。
・自社に合った質の高いホームページを作成したい
・検索結果で上位表示が期待できる
・セキュリティ面で安心できる
・運用に関するコンサルティングを受けたい
このような目的の場合は、Web制作会社に依頼することをおすすめします。
必要な費用はWeb制作会社によって異なります。価格ばかりにこだわっては、効果の出ないホームページが出来上がる可能性も秘めています。価格はもちろん、納得のいく効果を出してくれるWeb制作会社を検討しましょう。
Web制作会社に依頼する場合の準備
Web制作会社を選択する前に、目的や依頼の範囲、予算などを明確にすることが大切です。Web制作会社に依頼する場合は、下記が一般的な流れです。
1.ヒアリング
ホームページを作成する目的やゴールを細かくヒアリングします。
2.提案
ヒアリングした情報をもとに戦略・コンテンツ案・要件定義・見積もりなどの提案。
ワイヤーフレームやサイトマップコンテンツ案などを確認できることで、満足のできるクオリティかを確認ができます。
3.デザイン
パソコンのトップページデザインなどの、ホームページの顔ともいえるデザインを確認します。全体の方向性などを決めることで、自社に合ったサイトデザインを完成させることができます。
4.開発
5.テスト・修正・マニュアル作成
SEOやエラーなど各種要件に問題はないかなどを確認し、正常にホームページが動作するかを確認します。
6.納品
目的
・集客をしたい
・人材を採用したい
・企業の名刺がわり
・問い合わせを増やしたい
など、ホームページを開設する目的や、運用後のゴールをどこに持っていくのかをあらかじめ決めておくことで、どのWeb制作会社に依頼するのかを決めやすくなります。
目的の分野に強みを持つWeb制作会社に依頼することで、より成果の出やすいホームページを作成することが可能です。
依頼の範囲
全てをWeb制作会社に依頼するのではなく、自社でテキストや画像などを用意することで比較的安価に外注が可能です。
予算
Web制作会社によっても費用はさまざまです。デザイン性の高いホームページなのか、集客力の高いホームページなのか目的に合ったWeb制作会社を選択し、見積もりを出してもらいましょう。その際、クオリティの担保ができるのかなども一緒に確認する必要があります。過去の実績などを見ることで、自社に合ったWeb制作会社を見つけることが可能です。
まとめ
ホームページは作成したから終わりではありません。
ユーザーに認識してもらうためにも、SEOに力をいれたり、コンテンツを充実させたりとやるべきことはたくさんあります。特に、目的やSEOを意識しないまま運用していても、効果が出ずに作りなおしをしなくてはいけない事態に陥ってしまう可能性があるので注意しましょう。
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